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EXCESS-HYBRID II Ver.4.1.1.1 (64ビット)日本語版

EXCESS-HYBRID
【2023,12月】 3EXCESS-HYBRIDⅡは『3次元設計でより正確に、2次元設計でより早く』をコンセプトに独自のハイブリッド技術を搭載する金型設計製造専用CAD/CAMシステムです...
製品 EXCESS-HYBRID バージョン 4.1.1.1 (64ビット)
言語 日本語版 分類 CAMソフト

EXCESS-HYBRIDⅡは『3次元設計でより正確に、2次元設計でより早く』をコンセプトに独自のハイブリッド技術を搭載する金型設計製造専用CAD/CAMシステムです。 同一システム内で、2次元データと3次元データを同時に扱うことができ、試行錯誤を伴う金型設計製造において効果的なCAD/CAMシステムとなっております。 順送プレス金型のレイアウト設計や樹脂金型のキャビコア設計など、金型の上流設計を先進的な3次元機能で強力にサポート、また市販されている標準部品データが搭載されいるとともに型構造設計は従来の2次元設計の機能強化しつつ今までの設計手法を踏襲して金型設計作業の効率化を実現することが可能です。

対応OS:WINDOWS 7 (64ビット),WINDOWS 8.1(64ビット),WINDOWS 10(64ビット)。

EXCESS-HYBRIDⅡ

EXCESS-HYBRID製品概要

独自のハイブリッドテクノロジーを搭載する金型設計製造用CAD/CAMシステムです。 2Dと3Dデータを同時に作業・検討を可能とし、 試行錯誤を伴う金型設計に対して極めて効率的かつスピーディーに対応します。

EXCESS-HYBRIDEXCESS-HYBRIDⅡとは

EXCESS-HYBRIDⅡは『3次元設計でより正確に、2次元設計でより早く』をコンセプトに独自のハイブリッド技術を搭載する金型設計製造専用CAD/CAMシステムです。 同一システム内で、2次元データと3次元データを同時に扱うことができ、試行錯誤を伴う金型設計製造において効果的なCAD/CAMシステムとなっております。 順送プレス金型のレイアウト設計や樹脂金型のキャビコア設計など、金型の上流設計を先進的な3次元機能で強力にサポート、また市販されている標準部品データが搭載されいるとともに型構造設計は従来の2次元設計の機能強化しつつ今までの設計手法を踏襲して金型設計作業の効率化を実現することが可能です。そしてCAD/CAM一体型と称しているシステムとしてCADデータに加工属性が付加されCAM側では簡単な操作で加工データの作成が可能、豊富な加工パターンが加工現場を支援します。
2次元/3次元の境界を越えた”真”のハイブリッドシステムだからこそ金型設計製造のおけるリードタイム短縮が実現できるのです。

EXCESS-HYBRID独自のハイブリッド技術

「図面ビュー」と「モデルビュー」、これまでのCADにはない描画概念を取り入れています。2次元で作図された部品に立体情報を付加することにより、 図面から立体化が行える他、3次元モデルを図面中に表示しながらそのモデルを参考に2次元設計を行う事や、2次元図面に3次元モデルが挿入できるなど、 作図とモデリングを融合させた独自の技術によるハイブリッド設計環境を実現しています。これによりオペレータは複数のCADシステムを覚える必要なく、 同一CAD上で視覚的な確認・判断が容易に行え、設計思考を中断する事なく直感的な操作が可能となります。

EXCESS-HYBRID多機能な作図や製図コマンド

EXCESSシリーズは30年以上前に金型設計専用の2次元CADから始まりました。その後も機能開発を続け図面を効率的に作成するための機能が豊富にそろっており、基本的な作図コマンドはもとより断面作成コマンドやクリアランスや逃がし作成コマンドなど便利なコマンドが多く備わっています。EXCESS-HYBRIDⅡに進化してもさらに機能追加・強化を引き続き行っており、例えば図形の修正機能で有用な幾何拘束を付加することにより連動した形状修正が可能となっています。
金型製造現場では正確に情報を伝達するために図面に対して様々なノウハウを持っています。寸法注記、幾何要素、寸法線、補助線、引出線、引出寸法線の6種類の要素を持っており、その寸法表現における細かい設定が可能となっています。注記においては文字列、引出線、幾何要素、注記補助線の4種類の要素を持ち、図形と従属関係をもつことで注記の修正も手間なく処理することができます。
EXCESS-HYBRIDⅡでは長年培われた作図や製図の多くの機能が、企業内もしくは取引先のルールに基づいた図面を効率よく作成することができます。

EXCESS-HYBRID加工属性を持つ「穴」

EXCESS-HYBRIDⅡの「穴」、これは他のCADシステムには無い概念です。図面では「丸と中心線」に見えますがこの図形には穴の属性が備わっています。属性には加工種別(ドリル、リーマ、タップ、WCなど)や加工コード(加工工程)、貫通、公差などが結びついており、金型設計後、CAMにおいて数少ない操作で加工データ作成することができます。 「穴」図形は、通常の作図で配置できますが、登録されている標準部品を配置することにより属性のついた「穴」も自動的に配置することが可能です。さらに属性のついた「穴」は複数のプレートに対して連動した穴断面図や穴リストを短時間で作成することができ、手間なく図面を仕上げるには有効な機能です。
また、同一中心の「穴」が複数配置された場合、同心穴として認識し効率的な加工工程を自動的に構築上で加工データを作成することができるのは大きな特徴でしょう。
このように「穴」機能はEXCESS-HYBRIDⅡ独特の設計支援を行い、穴の配置、断面作成、穴リスト作成から加工データ作成までのCAD/CAM全体で効率的な運用が可能となっております。

EXCESS-HYBRID高機能な3次元モデリング機能の搭載

EXCESS-HYBRIDⅡには2次元CADからの派生ではなく、本格的な履歴機能を持った3次元モデリングコマンドが備わっています。独自のハイブリッド技術を実現により、2次元と3次元を同じ画面、同じ操作体系で作業が行えます。 押し出し、回転、カットなどを基本とするソリッドモデリング機能をはじめ、製品形状モデルから金型モデルを作成するために必要な多彩なサーフェス機能を搭載します。
また、曲面を作成/修正するための3次元曲線コマンド、曲面の生成コマンドから曲面の修正コマンド、樹脂金型モデルを作成するためのアンダーカット面の確認や抜き勾配面の生成、穴埋め機能、プレス金型モデルを作成するためにスプリングバックを見込んだ展開機能や展開面を変形させる見込み変形機能など、 従来のEXCESSシリーズとは大きく変わり、オペレータが違和感の無い操作で思い通りにモデルを変形できる強力な機能が多く備わっています。

EXCESS-HYBRID金型設計機能

製品データは現在では当たり前のように3次元データ支給されています。せっかく3次元データが存在するのですから設計効率を上げるために利用しない手はありません。
順送プレス金型設計のレイアウト設計に対して3次元設計機能を搭載しています。製品形状認識、曲げ展開、工程作成、切刃作成・マッチング、ステージ展開、途中形状取り込みなどの一連の設計が、3次元の視認性を活かして行えます。 また、樹脂金型設計においては、キャビコア設計に対してキャビコア面抽出、パーティング面作成、キャビコア分割などに3次元設計機能を搭載します
型構造設計では3次元で行うと全ての部品配置とその多大な操作が必要となる他、部品点数も多くなりCADとしてのパフォーマンスが低下する可能性があります。フル3次元設計ではなく2次元CADのよいところを利用し、作図を省略して注記やリストで表現することにより設計作業を効率よく行う、ハイブリッド設計による「3次元設計でより正確に、2次元設計でより早く」を実現することができるのです。 もちろんミスミ社のプレス用/プラ型用部品、双葉電子工業社や日本金型材社のモールドベース部品を標準搭載しており、市販購入可能な部品を簡単に配置することができます。
もう一つの特徴としてレイヤを利用した部品ばらしの機能が備わっており、組図から部品図への展開には多くの手数がかからず部品図を仕上げることが可能となっています。

EXCESS-HYBRID高効率なCAD/CAM一体型による加工データ作成

EXCESS-HYBRIDⅡのCADによる金型設計では各部品や形状に対してそれが何の部品なのか属性が付加する仕組みとなっています。特に「穴」には加工コード属性が存在しCAMへ移るとともにその加工コードからマスタを参照し加工工程を自動的に展開できるようになっています。CAM側で加工箇所に対して毎回、加工行程を割り付ける必要なく、簡単な操作で加工データを作成、いち早く加工機を動かすことができます。マシニング加工での丸穴加工、ポケット加工やワイヤカット加工で行う異形穴など、特に多数「穴」のあるプレート加工を効率的に行うことが可能です。
また、他社CADから図形データを受け取り、円→穴変換を行うことで「穴」の属性を持たせ加工データの作成を行うことや、3次元モデルでルールに基づいた色の付けられた穴に穴属性を自動的に付加する機能などが備わっており、取引先からのデータから効率的に加工データを作成することができます。 前述した「穴」属性を持った図形がCAD/CAM一体化の特徴の一部となっているのです。

EXCESS-HYBRID 2次元設計

プレス・モールド金型設計を支援する豊富な2D機能

  • ビューワ/基本作図機能
  • 3Dの図面化/断面図/出図.etc
  • 金型汎用機能/部品機能

EXCESS-HYBRIDBase Module(ビューワ機能)

EXCESSの基盤となるモジュール

EXCESS-HYBRIDハイブリッド表示ビュー

3Dモデルを図面中に表示し2D設計を行う事や、過去の2D図面に3Dモデルを挿入する事で、視認性の高いハイブリッド図面を作成する事が可能です。もちろん設計図面を元にモデリングした結果を同一ドキュメント上で表示可能です。

ハイブリッド表示ビュー

EXCESS-HYBRIDデータインポート

DXF/DWG/2D-IGESの2Dデータだけでなく、Parasolid、3D-IGES、STEP、STL、SOLIDWORKS、CAM-TOOLの3Dデータを読み込む事ができます。豊富な変換パラメータが変換後の作業工数を軽減します。さらにオプションでCATIA-V5データに対応します。

データインポート

EXCESS-HYBRID簡易寸法/簡易注記

寸法ダイアログボックス内で公差や矢印表示方法などを指定しながら、効率的に寸法を記入することができます。長さや半径/直径、角度等の簡易寸法が作成出来ます。注記は一般注記と引出注記が作成可能です。

簡易寸法/簡易注記

EXCESS-HYBRIDDraw Module(基本作図機能)

EXCESS-HYBRID穴機能

加工種別や穴径、深さまたはプレート厚に対しての残し量など加工属性を持つ丸穴/異形穴を配置でき、穴情報はマスタとして登録することが可能です。 また、この穴情報は干渉状態を確認する事や穴リストとして図面に配置、またはCSV形式で出力することもできます。

穴機能

EXCESS-HYBRID3Dモデルの図面化 / 断面図

読み込んだ3Dモデル(ソリッドまたはサーフェス)を正面図・平面図・アイソメ図 などの2D図形に変換します。さらに、断面位置をもとに断面図、矢視方向をもとに矢視図の作成が可能です。

3Dモデルの図面化 / 断面図

EXCESS-HYBRID スマート修正

指示した図形、寸法、注記の種類によって自動的に修正可能な内容が変化し、それぞれの修正を行う事ができます。コマンドを選ぶ手間を軽減し、図形や寸法などの編集作業を強力にサポートします。

スマート修正

EXCESS-HYBRID自動寸法

選択した図形に対し、寸法を自動作成します。寸法タイプの切り替えや形状に応じた作成有無が設定可能です。作成した寸法はグループ化されるので、まとめての配置位置変更や削除が可能です。

自動寸法

EXCESS-HYBRID穴断面

穴機能で作成した情報を元に穴断面を作成することが可能です。穴径や深さを変更した場合、対応する穴断面が即時に更新されます。標準部品の規格変更やプレート厚を変更した際も更新され穴断面形状の修正作業を大幅に軽減できます。

穴断面

EXCESS-HYBRID一括変換/一括出図

一括変換では、多数の図面ファイルを一括でDXFなどの中間フォーマットに変換します。変換する図面ファイルは、ファイル単位やフォルダ単位で指定することができます。一括出図では印刷プレビューで確認しプリンタ・プロッタへの出力が可能です。

一括変換/一括出図

EXCESS-HYBRIDDesign 2D Module(金型汎用機能)

EXCESS-HYBRID幾何拘束/拘束寸法

図形に対して幾何拘束や拘束寸法を付加し、形状変更を容易に行う事が可能です。寸法には関係式も設定できるので、基準の寸法に連動したパラメトリックな変形も可能です。また、平行・垂直・正接などの幾何拘束を自動付加することも可能です。

幾何拘束/拘束寸法

EXCESS-HYBRIDベンド(2D)/歩留り/レイアウト設計

ベンド(2D)は曲げ形状の展開図や工程図を自動作成し、ブランク長を求めることができます。歩留りは製品間ピッチやチェック角度などの条件を基に、最適な歩留り状態を算出します。その他、切刃作成や荷重計算等の機能によりレイアウトの設計が可能です。

ベンド(2D)/歩留り/レイアウト設計

EXCESS-HYBRIDプレート逃がし/自動クリアランス

指示した図形に対し、XY方向のクリアランス量やコーナー部の逃がし方法を設定するだけで、逃がし図形を作成。パンチなどの基準図形から自動でクリアランス図形を指定のレイヤに作成します。どちらも同時に穴の情報を付加することが可能です。

プレート逃がし/自動クリアランス

EXCESS-HYBRID標準部品

双葉電子工業・ミスミの標準部品を搭載し、簡単な操作で部品図形を配置します。発注情報が含まれていますので発注表作成にも利用できます。また、ユーザーオリジナル部品、穴情報の登録が可能です。

標準部品

EXCESS-HYBRIDモールドベース

双葉電子工業社および日本金型材社規格のモールドベースを呼び出し、配置する事ができます。 3D設計したキャビコアモデルと合わせて型設計が行なえます。

モールドベース

EXCESS-HYBRID部品ばらし

組図内の各部品を一括で別々の図面に分けることができます。各部品図にはお客様ごとの表題に合わせて自動で部品属性が記載されます。組図・部品図を連動させることも可能です。 これにより、部品図製図作業における工数削減が見込めます。

部品ばらし

EXCESS-HYBRID 3次元設計

金型設計の上流工程を先進的な3D機能でサポート

  • モデリング機能
  • 展開/変形/解析機能
  • Press/Mold金型拡張機能

EXCESS-HYBRIDDesign 3D Module(モデリング機能)

ソリッド&サーフェスによる金型要件を考慮した形状編集

EXCESS-HYBRIDソリッドモデリング

押し出し、回転、スイープ、ロフトなどのボディ作成、カット機能、フィレットや面取り、抜き勾配や穴埋め処理等のソリッドモデリングが行えます。2Dビューの状態で側面図を指示しての高さ設定も可能なため、初めてモデリングを行う方でも違和感無く使用できます。

ソリッドモデリング

EXCESS-HYBRIDサーフェスモデリング

ルールド、オフセット、トリム、フィルなどの機能でサーフェスを作成します。複雑な自由曲面やインポート後のモデル修正に威力を発揮します。 ※システム構成によりサーフェス機能の一部がオプションとなる場合があります。

サーフェスモデリング

EXCESS-HYBRIDカーブ

モデリングを行うには必要なラインを空間上に描く必要があります。この時、トレースカーブ、基準線、ブレンド曲線、フィレット曲線など多彩なカーブ機能がモデリング作業をサポートします。 ※システム構成によりカーブ機能の一部がオプションとなる場合があります。

カーブ

EXCESS-HYBRID3Dモデリング履歴

3Dモデリングコマンド全般のコマンド実行履歴を構築することが出来ます。形状や寸法の変更、 履歴の順序入れ替え、再構築によりモデリング形状の変更が容易に行えます。ロールバックで作成手順の確認も可能です。

3Dモデリング履歴

EXCESS-HYBRIDプレート立体化

2D図面として作成したプレート形状を3Dモデルに変換します。投影面情報や側面・下面などの図形からプレートの厚みを認識し、図面内に作成されている穴の情報を参照し立体化します。複数プレートを一括処理できます。

プレート立体化

EXCESS-HYBRID 曲げ展開

シリンダ曲げ部を一括で展開します。曲げ部の半径や角度は、製品から自動認識され、曲げ面に成型形状が存在する場合でも展開する事ができます。また、ラムダ値はマスタより参照されており、カスタマイズも可能です。

曲げ展開

EXCESS-HYBRIDゼブラ表示

3Dボディ上にゼブラ表示を行います。面間の接線、曲率連続を視覚的に確認することができます。ストライプ数や幅、色や方向の設定も可能です。

ゼブラ表示

EXCESS-HYBRID干渉チェック/確認

モデル同士の干渉部分を確認します。プレートを立体化したモデルとパンチなどのモデリングした部品同士の干渉確認や干渉部の除去を行うことができます。その他にも勾配不足やアンダーカット部を色分け表示する抜き勾配確認、平面高さの色分け表示など、3Dならではの充実した確認機能を搭載しています。

干渉チェック/確認

EXCESS-HYBRIDモデル比較

変更前後のボディを体積や面で比較し、その変更結果をビジュアルで確認できます。比較結果のボディをそのまま作成し、結果を残す事も可能で、顧客からの設計変更データ受け取りなどの場面で効果を発揮します。

モデル比較

EXCESS-HYBRIDCAD Option Module(金型拡張機能)

金型要件に応じた3Dオプションを多数ラインナップ

見込み変形 / スプリングバック / 一括展開 / トリムライン展開

EXCESS-HYBRIDリフト変形

サーフェスボディの固定面に囲まれた移動面を任意方向に移動し、変形したサーフェス群を作成します。移動面の指定、固定面か変形対象面の指定と移動量で変形が可能です。

リフト変形

EXCESS-HYBRIDマッチング変形

サーフェス上の点やエッジを任意の点やエッジに合わせるように変形したサーフェス群を作成します。固定面群か変形範囲面群の指定、変形前と変形後の点の指示で変形が可能です。トライ後の形状修正を容易に行う事ができます。

マッチング変形

EXCESS-HYBRID回転変形

サーフェスボディを回転基準線に沿って指定角度で回転させたサーフェス群を作成します。変形したいサーフェスボディの指示、回転角度基準線と角度の指示で変形することが可能です。また、ポイントごとに異なる回転角度を指定することも可能です。

回転変形

EXCESS-HYBRIDオフセット変形

サーフェスボディの立ち壁や天面等の帯状の面をオフセットし、隣接する面群を変形させたサーフェス群を作成します。変形させたい範囲の指定とオフセット量の指定で変形が可能です。ポイントごとに異なるオフセット量を指定する事もできる為、トライ後の形状修正を容易に行う事ができます。

オフセット変形

EXCESS-HYBRIDスウィング変形

任意の回転中心/回転軸/移動前/移動後の点を指示することで自在に回転変形することが可能です。絞り製品の見込み形状のモデリングに利用できます。

スウィング変形

EXCESS-HYBRIDスプリングバック面

経験とモデリングスキルが必要だった、スプリングバック面及び見込み面が容易に作成できます。計算エンジンにはJSOL社製の解析ソルバを採用しており、初回のパンチ・ダイモデル作成精度を向上させる事によって、試作回数の削減につながります。

スプリングバック面

EXCESS-HYBRID一括展開

3Dモデル(絞り形状)からブランク形状を容易に求めることが可能です。板厚減少率などもコンター表示されるので、トライ工程の軽減と見積り支援として活用できます。

一括展開

EXCESS-HYBRIDトリム展開

指示したサーフェスを指定方向に指定角度で展開したアウトラインや展開面を作成します。展開面の参照形状を指定することも可能ですので、絞り製品の途中形状作成が容易に行なえます。また、板厚減少率などのコンター表示も可能です。

トリム展開

EXCESS-HYBRIDトリムコンディション

絞り製品の切刃設計時に考慮するトリムコンディションの表示が可能が可能です。展開面のトリムライン上に面法線が表示され、抜き方向との角度差をコンター表示します。

トリムコンディション

EXCESS-HYBRIDPress 金型機能

EXCESS-HYBRID歩留り

3Dのブランクモデルから製品間ピッチやチェック角度などの条件を基に、最適な歩留り状態を算出します。ミラー配置や多段配置も可能でパターンの表示や歩留り情報の表示もできます。

歩留り

EXCESS-HYBRIDレイアウト

歩留り後に製品をステージに展開します。曲げ工程は角度曲げ、スプリングバック等を設定する事により瞬時にモデルへ反映します。切刃作成やスケルトン等の機能によりレイアウトの設計が可能です。

レイアウト

EXCESS-HYBRID荷重計算

順送金型のステージ単位の抜き、曲げ、成形荷重や荷重中心を算出することが出来ます。結果を図面ドキュメント上や帳票に出力する事も可能です。

荷重計算

EXCESS-HYBRIDMold 金型機能

EXCESS-HYBRIDキャビコア面抽出

分割面(キャビ、コア、シャットオフ、パーティング)を半自動的に作成する事が可能です。分割面をモデリングで作成する必要がある場合でも、予め決められたレイヤに所属させるだけで、分割ツールとして使用する事ができるため、手詰まり無く作業が行えます。また、履歴にも対応しているため、製品の設計変更が発生した場合でも、柔軟に対応できます。

キャビコア面抽出

EXCESS-HYBRIDキャビコア分割

キャビ面・コア面・パーティング面・穴埋め面を用いてワークピースを分割し、キャビコアを 簡単に作成できます。ワークピースサイズは製品形状からクリアランス指定により算出し桁丸目も行います。

キャビコア分割

EXCESS-HYBRIDCAM Option Module(MC/WC)

高いカスタマイズ性を備えたポストと豊富な加工パターン

EXCESS-HYBRID加工定義

CADの穴属性を取り込むことで、ワーク配置~加工形状認識、加工工程作成~NC作成までが簡単に素早く実行できます。設計者の意図をそのまま加工に繋げることが可能で加工ミスの低減にも繋がります。

加工定義

EXCESS-HYBRIDCAM MC(マシニング加工)

EXCESS-HYBRID穴あけ/2D加工

加工属性を持った丸穴/異形穴から穴あけやポケット、また領域に加工面からの高さを入力することにより 島残し加工パスのNCデータも簡単に作成できます。特殊な固定サイクルの出力にも対応しており、マスタ構築による自動化も可能です。

穴あけ/2D加工

EXCESS-HYBRID2.5D加工

平面図と断面図の情報を基に、X-Y軸の2.5D等高線加工を容易に行うことができます。また、X-Y軸だけでは加工できない形状も、X-ZやY-Zに軸変換することにより、2.5Dの加工パスを作成することが可能です。

2.5D加工

EXCESS-HYBRID隅取り/トロコイド加工

荒加工での削り残し部分を自動認識し、小径工具で削り残し部分の加工パスを自動生成します。工具に負荷がかかる箇所では、負荷を軽減させて高速加工を実現する、トロコイド加工パスを作成できます。

隅取り/トロコイド加工

EXCESS-HYBRID島残し加工

加工領域の中にある島形状に加工面からの高さを入力することにより、自動的に多段の島残しの加工パスを作成します。

島残し加工

EXCESS-HYBRIDヘリカルタップ加工

工具情報をマスタから参照してヘリカルタップ工具に準じたNCデータを作成することができます。XYの切り込み量を指定することにより複数回繰り返して追い込みながら加工することが可能です。

ヘリカルタップ加工

EXCESS-HYBRID加工済み認識

多重の加工済み領域を定義する事で、二次加工のパスを無駄なく作成できます。また、加工済み領域を認識したプレート立体化も可能で、MCシミュレーションや確認作業で利用する事ができます。

加工済み認識

EXCESS-HYBRID干渉・削り込みチェック

マシニングのNC変換時にシャンクやホルダとの干渉、削り込みのチェックを行い、問題個所はエラーログウィンドウに表示されます。 更にCAM操作の最終段階 である、「NC出力」コマンドでも警告表示されるため、実加工前にNCデータの不正を検知する事ができます

干渉・削り込みチェック

EXCESS-HYBRIDMCシミュレーション

CAM画面上でアニメーションよる動作確認が行えます。実加工前に"削り残し箇所" や "削り込み箇所"の確認が可能となり、より安全で正確な加工が可能となります。

MCシミュレーション

EXCESS-HYBRIDCAM WC(ワイヤーカット)

EXCESS-HYBRIDコアレス加工

丸穴や異形穴のコアレス加工をおこないます。除変テーパ加工にも対応しています。 切り落とし形状が発生しないため、工作機械の長時間無人運転が可能となり、機械稼働率の向上に貢献します。

コアレス加工

EXCESS-HYBRID上下異形加工

プログラム面とサブプログラム面の形状を指示することで、ガイド線を自動的に作成し、上下異形加工のNCデータを作成します。複雑な上下異形状でも高精度なNCデータが作成できます。

上下異形加工

EXCESS-HYBRID段差加工

WC加工において加工厚が変わる部分の加工条件を別途設定する事ができます。この機能によって断線や加工不良の低減を考慮したNCデータの作成が可能です。条件の確認や変更、削除が容易に行えます。

段差加工

EXCESS-HYBRID溶着加工

ワイヤカットで加工しながら部分的に中子を溶着する事で、切離し工程を省いて工数削減を行うことが出来る機能です。溶着箇所の指示が容易に出来、加工条件の設定や溶着距離、溶着率等の情報表示が可能です。

溶着加工

EXCESS-HYBRIDCAM Function(共通)

EXCESS-HYBRID領域結合

干渉状態で置かれている、同じ加工方法の穴を、共通深さまで一つの加工領域として結合します。設計で部品ごとに作成した穴形状を加工に適した穴形状に変更することで加工効率を上げることができます。

領域結合

EXCESS-HYBRIDアプローチ/アプローチ編集

直線や円弧に加えマシニングではヘリカルやランピング、ワイヤカットでは釣り鐘やへそ逃がし・スラント・複数箇所へのアプローチなどが設定できます。 編集は異なるアプローチをまとめて編集することが可能で同一形状でも個別の設定が行えます。

アプローチ/アプローチ編集

EXCESS-HYBRID図形編集

加工パスを作る前処理として、CAM側での図形編集作業をスムーズに行えるようCADの作図機能を多数搭載しています。「スマート修正」や「引き伸ばし」「コーナー」などのコマンドは加工属性が付加された形状でも可能な限り属性を維持したまま編集が可能です。

図形編集

EXCESS-HYBRIDマスタ

加工機の情報や材質、工具の加工条件、加工パターンを登録することによりNCデータ作成の自動化を行うことができます。CAD/CAMとは独立した編集ツールを起動でき、既存のマスタを参照しながらの編集も可能です。

マスタ

EXCESS-HYBRIDポストプロセッサー

国内メーカのポストはもちろん、海外メーカの特殊ポストにも対応することが出来ます。多様なユーザーニーズに合わせたNCフォーマットのカスタマイズも可能です。

ポストプロセッサー

EXCESS-HYBRID 直感的な操作性

思考を中断させない直感的な操作環境

  • ハイブリッドビュー
  • ユーザーインタフェース
  • データ変換.カスタマイズ.etc

EXCESS-HYBRIDHYBRID VIEW

2次元で作図された部品に立体情報を付加することにより、 図面から立体化が行える他、3次元モデルを図面中に表示しながらそのモデルを参考に2次元設計を行う事や、2次元図面に3次元モデルが 挿入できるなど、同一CAD上で視覚的な確認・判断が容易に行え、設計思考を中断する事なく直感的な操作が可能となります。

EXCESS-HYBRIDUSER INTERFACE

EXCESS-HYBRIDリボンメニュー

Microsoft® Officeで採用されているリボンメニューに対応。カスタマイズも可能で各作業領域において関連性の高いコマンドを表示することにより、 作業効率の向上を図ることが可能です。

EXCESS-HYBRID入力補助

手間の掛かる入力操作を支援する入力補助機能を搭載。下書き線を使わずに容易に目的のポイントから相対座標入力ができる他、モデリングの際の目的のエッジ群選択も区間エッジ選択により素早く行なえます。

EXCESS-HYBRID先行選択

対象オブジェクトを選択すると、選択したオブジェクトによって実行可能な コマンドがマウスポインタ周辺に表示されます。高い操作性で直感的な作図が可能です。

EXCESS-HYBRIDサブビュー

図面ビューとモデルビューを同時に表示/操作できるサブビュー機能を搭載。 モデリングの際、輪郭図形を図面ビューで選択、高さはモデルビューで指示など、操作性と視認性が向上します。

EXCESS-HYBRID工程マネージャ/部位ツリー

ワーク・加工機・表裏・部位情報等をツリー構造を展開します。ツリーノード毎に加工済み・抑制・定義・削除の他、加工順序の変更・確認ができる事で NC作成までのプロセスを簡便化します。

EXCESS-HYBRIDランチャー/ツールボックス

使用頻度の高いコマンドは、ランチャーで操作性が向上。また、ツールボックスに頻繁に参照する図面やEXCELなどのリスト、さらに部品や 穴データを登録しておくことで瞬時に呼び出しが可能です。

EXCESS-HYBRIDドキュメントタブ

ドラッグ&ドロップ操作などにより、ドキュメントの並べ替えが可能です。。 ピン留めで優先的に表示するウィンドウを固定化し、編集図面と参考図面を区分けした作業がおこなえます。 また、CAD/CAMごとにタブの背景色を変更できることで視認性も向上します。

EXCESS-HYBRID線幅表示

画面上で表示する2D図形や3Dモデルのエッジの線幅を設定できます。2D図形は、図形の線色や線太さから印刷時の線幅が自動設定されます。3Dモデルは、ワイヤ・サーフェス・ソリッドなどエッジの種類毎に線太さを設定できます。使用用途に応じて設定することで、図面やモデルの視認性が向上します。

EXCESS-HYBRIDUNICODE対応

文字コード規格「UNICODE」に対応。 多言語間で図面データをやり取りをした際の注記の文字化け等がなく、情報共有の円滑化が図れます。

EXCESS-HYBRIDData Translate データ変換

IGES/DXFなどの標準フォーマットや主要CADフォーマットに対応、豊富な変換パラメータが変換後の作業工数を軽減します。 さらにオプションで「CATIA V5」データも読み込む事ができ、IGESやSTEPによる変換では得ることのできない高度な変換が可能です。 CGS製品の間では、シームレスなデータ連携を実現します。

* CATIAは、Dassault Systemes社の登録商標です。
* SOLIDWORKSは、Dassault Systemes SolidWorks社の登録商標です。
* Parasolidは、SIEMENS社の登録商標です。

EXCESS-HYBRIDCustomize  個別AP

お客様の環境に応じたにカスタマイズも承っております。これまでに500以上に及ぶ個別アプリ開発の実績がございます。

例)
標準ポスト処理/加工パス
穴あけ・ワイヤーカットの特殊処理処理
金型設計向けアプリケーション(自動化・簡略化)
専用図面(専用部品表、専用型構造設計等)
プレス切刃作成・展開