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MICRO CADAM Helix 2012日本語版

【2023,12月】 今、2D-CADを、MICRO CADAM(マイクロキャダム)を見直そうという流れが、確かなものとして動き始めています。様々なお客様が設計現場においてMICRO CADAMを見直し、更にしっかり使いこなそうとしています。
「快適な操作性」「豊富な作図機能」「データ管理の堅牢さ」「高速レスポンス」・・・
設計者の思考を妨げず、設計本来の目的に集中できるCADとして、多くのお客様がMICRO CADAMを再認識し始めています。
製品 MICRO CADAM Helix バージョン 2012 (32ビット)
言語 日本語版 分類 CADソフト
対応OS:WINDOWS 7 (32/64ビット),WINDOWS 8.1(32/64ビット),WINDOWS 10(64ビット)

MICRO CADAM Helix は、従来からの設計者の思考を妨げずにスムーズな設計が行えるMICRO CADAM特有の「迅速な操作性」や「豊富な機能」はそのまま継承しつつ、お客様の声を反映したより多くの拡張機能が組み込まれているのが特徴です。
「やっぱり、MICRO CADAM」と言われるゆえんは、その優れた操作性と充実の管理機能にあります。MICRO CADAM は使いやすさで、あなたの設計業務をサポートします

ADAM」

MICRO CADAM では、お客様の環境に合わせて自由にカストマイズすることができます。

ユーティリティーを用いて簡単カストマイズ例えば、線種を JIS 対応された仕様に設定したい、プロット・データを出力するフォルダを初期設定したい、など、このようなときには環境設定ユーティリティーが便利です。項目を操作面、図面管理面、出力面などに分類し、さらに機能によって細かく分類しているので、設定したい項目が簡単に見つかります。

 お好みの操作方法にカストマイズ

人によって右利きや左利きがあるように、同じ設計をする場合であっても、個人によって組み立てる順序や思考パターンが異なるものです。ファンクション・メニューやメッセージの領域を上下左右自由に配置したり、ファンクション・ボックスや<ウィンドウ>ボックスをフローティング・ダイアログで表示して画面上の邪魔にならない場所に置いたり、お好みに合わせた操作方法を選択できます。

個人に合わせて、MICRO CADAM の操作性をカストマイズしてください。

 さらに自由度を求めるならアプリケーション・プログラム

自身でプログラムを組むことで、さらに自由にカストマイズすることが可能です。MICRO CADAM では、以下のインターフェースを提供しています。お客様の環境に合わせたインターフェースを、ご利用ください。

ACCESS

C言語で作るアプリケーション・プログラムのインターフェース

HDAPI

VB言語で作るアプリケーション・プログラムのインターフェース

完成度の高い日本の設計図に学ぶ

標準化を実現する充実の機能

日本の設計者が制作する設計図は、世界的に大変クオリティーの高いものといえます。その設計者が求めるものを、MICRO CADAMは常に提供してきました。

 標準化のためのライブラリー機能

特に、標準化のためのライブラリー機能を豊富に有しており、これらの機能をご利用いただくことで、より速く、より確実な図面を描くことができます。定型の部品や図面、または類似の図面の制作は、これらの機能が大変便利です。

子図

各図面ごとに繰り返して作図する箇所を、標準図形として登録利用できます。

部品

標準化された部品やアセンブリー単位で、設計情報を包含した管理を可能にする一歩進んだライブラリー機能です。

シンボル

配管図、電気回路図などを作成するとき、部品や機器類を簡略化した図記号で表現するためのライブラリー機能です。

 豊富なアノテーション機能

MICRO CADAM では、設計図では欠かせないアノテーション(図面修飾)を作成する機能を多く有しています。また、簡単な操作で多彩なアノテーションを作成できます。

寸法

選択する要素(線、円、寸法など)から寸法の種類を自動的に判別して寸法を記入する機能(自動寸法)があり、スムーズに記入できます。寸法の種類は多彩で、記入後の編集、変更操作も簡単に行えます。

また、新JISにも対応しています。

注記

MICRO CADAM 独自のフォントや TrueType フォントが利用できます。幾何公差文字や修飾文字など、さまざまな表現が可能です。

重ね合わせ機能

図面が複雑になれば、細部まで確認することが難しくなります。後で重ね合わせる機能を利用すれば、確認や修正が容易に行えます。

レイヤー

図面を重ね合わせて表示できます。

たとえば、正面図、側面図、平面図などに分けて描いた図面を重ね合わせて、一枚の図面に仕上げることができます。また、一枚の図面を分割して、別々の設計者が作図することができ、作業分担が容易になり、効率的に設計できます。

オーバーレイ

図面を作図できる透明なシートをいくつも組み合わせ、重ね合わせることができます。

例えば、寸法や注記などのアノテーションのみ別のレイヤーに記入することで、図面に出力しないようにしたり、詳細図をいくつかのレイヤーに分けておくことで、必要な図面のみ組み合わせて出力したりできます。

きめ細かな出力機能

全ての設計者の方にご満足いただけるよう、MICRO CADAMでは、きめ細かな出図機能をサポートしています。微調整ができ、多種多様な出図に対応しています。

 豊富な補助作図機能

解析機能

図面の断面を定義して断面特性値を計算できます。さらに、立体の形状を定義して質量特性値を計算することもできます。

パラメトリック機能

作図した図面を利用して、その要素(線、円、寸法など)の対応関係を定義します。そうすることで、一部の要素の寸法値を変えたり、要素を移動するだけで、容易に形状を変えることができます。

アプリケーション連携

CSV形式のデータを表として取り込んだり、OLEサポートによってExcel形式などのさまざまなオブジェクトを図面に取り付けたりできます。

大切な図面資産を守る豊富な管理機能

 図面の保全

豊富な管理機能で、資産として保存されている図面を守り、システム管理者の運用をサポートします。

 プリビリッジ制御

発売当初より提供しているMICRO CADAM独自のセキュリティー機能です。

図面を変更、削除などを行う資格またはそれらを禁止する権限を、ユーザーごとに細かく設定することができます。

 セキュリティー機能

インターネットの普及、USBメモリーなどによって、簡単に図面が携帯できる時代です。万一の事故や故意の改ざん・盗難にも、MICRO CADAM では、3つのセキュリティー機能で対応します。

USBメモリーなどの外部媒体にコピーさせない

設計環境を管理者がまとめて管理する

万一の流出に備えて図面自体にセキュリティーをかける

各機能は個別に利用できますが、組み合わせて利用することで、より強固なセキュリティー環境を構築できます。

 図面管理機能

ファイル・サーバー(オプション製品)による図面の一元管理を実現しています。

図面資産を大事にする互換性とデータ連携

 図面の互換性

多くの図面資産を埋もれたままにしていませんか?MICRO CADAM では、こうした図面を有効に活用できます。

 図面の上位互換

MICRO CADAM で作成された図面は、上位バージョンで呼び出すことができ、過去に作成された図面をいつでも再利用できます。

 他CADとの連携

自前の変換ツールを用いて、MICRO CADAM の図面を他のCADデータに変換できます。例えば、MICRO CADAMの図面を、DXFファイルまたはDWGファイルと相互変換したり、簡単にPDFファイルに変換できるツール(オプション製品)も提供しています。他CADとの連携に大きな力を発揮します。